オレとパンク SHIT 1!
時は 40年さかのぼる
1980年 3月までは小学生 4月からは中学生
4年生頃から アリスだのオフコースだの
聞いてたら 5年生からは
マカロニほうれん荘(注1)の影響で クイーンやらキッスやら なんとなく洋楽を聞くように
6年生になると 今度はYMOが登場
しかし なんだろう いろいろ聞いても もしかしたら その頃から バンドをやりたかったのかも しれない
キッスにしろ クイーンにしろ YMOにしろ
あの 格好を真似というか なりきれそうも
ない気がした
そりゃそうだ 無理だろう
YMOに関しては この時点で ただの
やっかみなのだが 東京のエリート様なのが
わかっていた
しかし のちに 真実を知り ハマることに
こちらも東京だけど あの時の大井町だからね
今とは 違うのですよ
クイーンに至っては 6年の時 音しか 知らないとこ 友達の兄貴が プレイヤーという雑誌で フレディを見て 驚愕したのを忘れられない
裸に皮パンツ サスペンダー ステッキ
髭に胸毛( ̄▽ ̄)
すげ〜ガッカリしたものだ
よくわかってない子供も この人
なんか おかしい⁇
さて 中学生になって間もない ある日
多分 夕方 アナーキーの
デビューアルバムの CMが流れてた
なに言ってるか わかんなかったけど
今までの かっこよさとは 違う何かを感じた なんか カッコも 特攻服みたいで
これなら オレにも真似が出来る!
真似できる!オレにも出来る!これ大事!
のちに 国鉄のナッパ服だと知る
早速 近くの レンタルレコード屋
友アンド愛(注2)!
歌詞カードを見ながら レコードを聞く
これだ!
オレの聞きたかったのは これ!
政治家なんで 俺たちには関係ないけど
今の生活 満足してる訳じゃないのさ
マンネリ 人並み 世間体
会社も社会も関係ねー!
格好と態度で もうアウト!
やりてえことも できない奴らは
飼い犬みたいに なっちまうぜ
あいつらなんで そんな歌を 真面目くさって
歌えるのさ そんな歌を歌っても
なんにもなりゃしないのさ
ムカつくだけさ 勉強なんて いつも
イライラするのさ
そうさ 俺たち アナーキー スリルが
お気に入り
全ての言葉が胸をつかまれる
カバン 机 壁 至る所に 亜無亜危異
そう この時 不良は なんでも 漢字に
するのであった 愛羅武勇とか夜露死苦とかさ
あってるかな?
部屋 整理したら 出てきた
全部は 大変だから 状態の良い これを予約して 発売当日に
買ったの覚えてる 横にANARCHYと書いた
型紙ついてて それダンボールでくり抜いて
そこら中 スプレーしてたなー
中の ブックレット
この頃 すごい写真って
貴重だから 嬉しかったなー
この頃 年2枚ペースあたりで
80維新 亜無亜危異都市 レディステディゴー
このライブ盤 アナーキズムとリリース
ほぼ 中学生2年まで 朝から晩まで
あの バンドが現れるまでは…
注(1) 昭和52年頃から 少年チャンピオンにて
連載してた ギャグ漫画 音楽 ファッション
かなりの影響をうけた 人生において
避けてはならない 漫画
注(2)都市近郊 駅の近くにはかなりあった
レコードを買えない 若者にはとても ありがたい場所 のちに CDも扱ってた
1990年頃には なくなったような
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